食べていいものは?グルテンフリーの無理ない始め方

グルテンフリーをはじめたいとは思っていても、

  • そもそもグルテンって何?
  • どんなことに気を付けたらいいの?

などの疑問があると思います。

今回は、グルテンフリーをこれから始めたいと思っている方向けに基本的なことをご紹介します。

グルテンとは

「グルテンフリー」という言葉最近よく聞くけれど、そもそもグルテンって何?と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最初にグルテンについて簡単に説明しますね。

「グルテン」という単語を辞書で調べてみると…

穀類に含まれるタンパク質の混合物。粘りのある灰褐色の物質で、水を加えて練った小麦粉を水中で洗い流していくと得られる。(名鏡国語辞典)

このように書かれています。

つまり、簡単に言えばグルテンとは小麦等に含まれるタンパク質の事です。

焼き菓子のレシピなどを見ると、「粉を入れた後はグルテンが出てしまうのであまりグルグル混ぜないように」などと書いてありますよね。

グルテンは小麦粉を使用して作られる食べ物において重要な役割を果たしている物質なんです。

ふわふわのパンやコシのあるうどんなどが作れるのも、このグルテンのお蔭だと言えます。

グルテンが含まれる食品

グルテンフリーとはその名の通り、グルテンが含まれる食べ物を除いた食事を行うこと

では、グルテンとはどのような料理に含まれているのでしょうか。

ここでは、私達が日常的に食べているもので、グルテンが含まれるものをご紹介します。

簡単に言ってしまえば、小麦粉を使用して作られた食品なのですが、具体的に言うと

  • パン・パン粉
  • うどん・パスタなどの麺類
  • カレーやシチューなどのルー
  • スポンジ生地を使用するケーキ
  • 焼き菓子(クッキー・マドレーヌなど)
  • 餃子や春巻きの皮
  • お好み焼きなど粉もの

このようなものが挙げられます。

どれも私達の食生活に馴染み深いものばかりですよね。

こうやって考えると、私達の食生活には小麦が大きく影響してるのだなという事が良く分かります。

これらを上手に置き換えていくことが、グルテンフリーのポイントなんです。

分かりにくいけれど小麦を使用している料理

一見小麦を使用していないようでも、小麦を使っている食べ物もあります。

  • 十割ではないそば
  • 唐揚げ・トンカツ・天ぷらなどの揚げもの
  • お麩を使用した料理
  • 衣やつなぎが必要な料理

これらは、一見小麦を使用しているように思えないので、見落としがちな食べ物です。

十割ではないそば

そばは、

  • そば粉だけで作られているもの(十割そば)
  • 小麦粉とそば粉を混ぜて作られているもの

の2種類があります。

十割そばと書かれたものは小麦粉は使用せず、蕎麦粉しか使用していません

しかし、それ以外のもの(二八そば)などは、小麦粉が含まれていますので避けたほうがいいでしょう。

唐揚げや天ぷらなどの揚げ物

揚げ物の衣は、大体小麦粉を溶いたものが使用されていることが多いです。

また、勿論トンカツ串揚げの衣についているパン粉も避けるべき食品です。

お麩を使った料理

お麩って、一見小麦なんて使ってないように見えますよね。

実は麩の原料は、小麦から得られるグルテンなんです。

私も最初は知らなくて、京都に行った際に生麩を気に入ってよく食べていたのでショックでした…

麩は料理に入ってしまうと分かりにくいですが、避けた方がよいでしょう。

他にも、お菓子の麩饅頭もその名の通り麩を使用していますので、和菓子を買う際は気を付けてみて下さい。

グルテンフリーの無理ない始め方

これだけ食べられないものがあると無理!となってしまいがちですが…

グルテンフリーをストレスなく続ける方法は、代わりになるものを探すことです。

例えば

  • パスタ→米粉麺に変えてみる
  • 小麦粉→米粉・そば粉で代用
  • 衣→片栗粉に

などに変えて料理をすると比較的変わらないものを食べることができます。

私がおすすめするグルテンフリー食品は、このブログのグルテンフリーグルメのカテゴリで紹介しているので是非チェックしてみてくださいね。

グルテンフリーの無理ない始め方のまとめ

今回はグルテンフリーの始め方と、避けるべき食べ物についてご紹介しました。

このように見ると私たちがいつも口にしているものばかりですが、グルテンフリーをしていても代わりに食べられるものは結構あります。

それらを上手に活用していくことが、グルテンフリーを続ける1歩になります。

このブログでは、私が実際に購入してみておすすめできる小麦粉が含まれている食品の代わりになる商品レシピなどをご紹介しています。

最初は食べられないものばかりで、何を食べていいか分からないという気持ちになってしまう事が多いと思いますが、代用できるものを上手く日々の食事に採り入れ、置き換えていくことで慣れていくことができます

少しずつ置き換えていって、自分のペースで頑張ることが重要ですね。

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